2017年|楽天アフィリエイトのアカウント廃止・停止対策。規約違反例10個
アフィリエイトの規約違反が怖くて、現在、楽天・Amazon・グーグルアドセンスの規約を一から全て読み直している。
今回はまず最初に読んだ楽天の規約について違反となる行為をまとめていく。
※本記事は主に自分の備忘録代わりなので見にくい部分もあると思う。
そもそも楽天アフィリエイトの規約違反をするとどうなる?
よくて警告。
ひどいとアカウント停止・廃止。
最悪の場合、過去支払った報酬も返還請求される。
過去支払った報酬も返還請求する、というのはよっぽどの事(強制クッキーとか)をしていた場合だけだと思うが、アカウント停止・廃止はネットを少し探ればいくらでもでてくる。
このアカウント停止・廃止を喰らうと、貯まっていた未払い報酬・ポイントも全て支払われなくなる。買い物で貯まったポイントも全没収。
なかなかえぐい。なので、当然だが規約違反に注意する必要がある。
では、どんなことをするとアカウント停止・廃止になるのか?
楽天アフィリエイト停止・廃止に繋がる可能性のある規約違反
やりそうなもの、やった場合間違いなく重い処置を科されそうなものから順に書いていく。
規約違反例① 【言い逃れ不可】強制クッキー
自分のサイトに来た人をクッキーだけつけてリダイレクトなどで強制的に楽天市場に飛ばす。訪問者はなぜ自分が楽天市場に飛ばされたのかさっぱりわからず。悪意100%。言い逃れできないですね、これやったら。
規約違反例② 【盲点かも】ボタン画像・短縮URLの利用
ボタン画像とは『楽天市場はこちら』みたいな文言のボタン画像。このボタン画像にリンクを埋め込む、ということをけっこうやっている人も多いと思うけど、これは違反。また、長いURLを短くする『短縮URL』を使うのも禁止。
なぜなら楽天アフィリエイトは、リンク用のhtmlコードの改変が禁止だから。変えていいのはテキストリンクの文字部分だけ。
それ以外は、たとえば
- 太字にする
- リンクの文字の色を変える
というのもアウト。ただ、外側からリンクコートを<strong>などで囲って太字にしたりするのはOK。
ようは、取得したアフィリエイトリンクの構造を変えてはいけないということ。どうしてもボタン画像風にしたかったらcssで外側から囲うしかないかな……。
規約違反例③ リンク先が不明瞭・訪問者に誤解を与えるリンク
■誤解を与える『画像のアフィリエイトリンク』について
画像だけのアフィリエイトリンクを貼って
【グラビアアイドルのアフィリエイト画像】
↑この子の名前わかる人(クリックで拡大)
みたいなことを書く。
ちなみに『画像のみのアフィリエイトリンクがNG』と誤解している人もいるみたいだけど、上の例のように誤解されるように画像アフィリエイトを置くのがNGなだけ。
広告であるとわかるように画像アフィリエイトリンクを使う分にはもんだいない。
■誤解を与える『文章のアフィリエイトリンク』について
楽天アフィリエイトの文字リンクの文字部分はその文言を改変できる。ただし、リンク先がどこか、どの商品の広告なのか?がわからないような改変はNG.
(例)
- 【元のアフィリエイトリンクの文言】: 最高級腕時計『PACHIMON』
- 【NGな改変例】:おすすめ腕時計セール会場へ
どの商品なのかわからない、どこにリンクしているかわからないような改変はNG.
規約違反例④ 著作権・肖像権違反
次のようなものを勝手に使っているサイトは規約違反。
トレンドアフィリエイトをしていると有名人の画像で引っかかっている人はいそう。
規約違反例⑤ 楽天の商標・バナー画像を自サイトに掲載する
楽天市場のトップページのバナーなどを勝手に使うことも規約違反。楽天カード紹介するときなどにやってしまうかもしれないので注意が必要だと思う。
規約違反例⑥ 医薬品・医療機器についての効果の過大表示
医薬品や医薬部外品、医療機器について『○○の効果があります!』『ぜったい痩せる!』『最短1週間で効果を実感!』など、客観的根拠のない過大な表示をすることが禁止。
これは楽天の規約違反もだが、それより薬機法などを違反している事実がこわい。
規約違反例⑦ 最大・最安・最高などの文言表示
客観的にその事実を示せない限り、『最安』『最大』『最高』などの過大表示をしてはならない。また逆に『Amazonの商品はくそ!』みたいに他の商品を根拠なくけなしてもいけない。
規約違反例⑧ 自己購入
自分のアフィリエイトリンクを経由して楽天市場や楽天トラベルで買い物をすることが禁止。
楽天アフィリエイトのクッキーは30日間続くので注意が必要。意図せず自分のクッキーがついてしまっている可能性はあるので、楽天アフィリエイトやってるなら、楽天で商品を購入する前に一度クッキー消しといた方が安全だと思う。
規約違反例⑨ クリック依頼
サイト訪問者に、商品購入以外の目的でアフィリエイトリンクをクリックするよう誘導する行為は禁止。
(例)
このサイト運営のために、楽天で買う際はこちらからお願いします→【楽天のアフィリリンク】
規約違反例⑩ 不適切なサイトへのアフィリエイト広告掲載
次のようなサイトへの広告掲載は禁止
※楽天アフィリエイトは5サイトまでしか登録できないので、もっともよく使う5サイトを登録しておけばOK。
【その他】あり得る不幸な事故①IPアドレス
フリーオフィスで、そこを利用していた誰かが楽天アフィリエイト違反→アカウント廃止。これに引きずられてIPアドレスが同じということで自分もアカウント廃止。
どうもAmazonや楽天、グーグルアドセンスはアクセス元のIPアドレスも記録しているよう。
このため、フリーオフィスなどで共用のルーターを使っていて全員のIPアドレスが同じだと、その中の誰かが規約違反したことにより、そこの全員が『違反したアカウントと関連がある』とみなされる可能性はある。
そしてその結果、設備を共用している誰かが違反したことにより連鎖的に全員のアカウントが廃止になる可能性はある。
【対策】自宅以外の共用のルーター経由でアカウント管理画面へアクセスしない。
【その他】あり得る不幸な事故② 楽天銀行・楽天カードとアカウントを紐付けしていない
楽天アフィリエイトでは1ヶ月に3000ポイント以上を受け取る場合、『楽天キャッシュ』として受け取る事になる。
この『楽天キャッシュ』で受け取るには、楽天クレジットカードから楽天銀行のカードを持ち、アフィリエイトアカウントとそのカード・銀行口座を紐付けていないといけない。
もし紐付いて以内場合、3000を超えた分のポイントは付与されない。繰り越しもされない。1万稼いでいようと10万稼いでいようと消える。
実は今回調べている中で、はじめてこの制度に気づいた。早急に対処したいと思う。
……しかし楽天、『うちの口座もカードも持ってないやつにはいくら売ってても3000ポイントまでしか報酬払わない』って言うのはちょっとやりかたがえげつなすぎるんじゃないだろうか。
まとめ|楽天アフィリエイトでアカウント停止・廃止にならないために気をつけること
意図していない規約違反で 楽天アフィリエイトのアカウント停止・廃止にならないために、また適切に報酬を払ってもらうために、以下に留意していきたい。
- リンクコード改変(ボタン画像・短縮URL)
- 最大・最高・最安などの文言を使わない
- 楽天市場で商品購入する前にクッキー削除
- 共用のルーター経由でアカウント管理画面にアクセスしない
- 楽天銀行かカードを作り、アフィリエイトアカウントと紐付ける
いまのところどれも違反していないが、意識していないと忘れてしまう可能性はあるので、今後も注意していきたい。